
(※イメージ画像)
40代は、女性の体が大きく転換する時期。ホルモンバランスの変化だけでなく、東洋医学では「気(エネルギー)・血(巡り)・水(水分)」の乱れや、五臓の弱りによって体の異変が現れやすくなると考えられています。疲れが抜けない、胸が張る、不安感が強い、眠りが浅い、肩こりや頭痛が増えた——これらは単なる“年齢のせい”ではなく、体の内側からのメッセージかもしれません。特に40代は乳がんの発症率が上がる年代でもあり、「気血の滞り」が関係するとも言われます。
この記事では、東洋医学の視点から40代女性の体の異変を読み解き、見逃さないためのヒントをご紹介します。
東洋医学から見た40代女性の変化
東洋医学では、女性の体は7年周期で変化すると言われ、
42歳前後が大きな節目 になります。
特に弱りやすいのが、
-
肝(ストレス・気の巡り)
-
脾(消化・疲労)
-
腎(老化・ホルモン)
この3つの臓がバランスを崩すと、次のような不調が出やすくなります。
-
イライラ、落ち込みやすい
-
眠れない
-
疲労が続く
-
むくみ、冷え
-
月経の乱れ
これらは、現代医学で言う更年期症状とも重なる部分がありますが、東洋医学では「エネルギーの巡りが滞っているサイン」と捉えることが特徴です。
更年期の裏にある「気血水」の乱れ
40代の女性が感じる体調不良は、多くが気・血・水のアンバランス によって起こります。
◎気の乱れ(気滞)
ストレスが多い、イライラ、胸のつかえ、溜め込みやすい性格の人に多い。
→乳房の張り・胸の違和感・動悸として出ることも。
◎血の不足(血虚)
疲れやすい、髪のパサつき、不眠、めまい。
→ 月経トラブルや疲労の原因に。
◎血の滞り(瘀血:おけつ)
肌がくすむ、痛みが慢性化、しこりができやすい。
→東洋医学では乳がんとの関連も語られているポイント。
◎水の偏り(痰湿)
むくみ、体が重い、代謝の低下。
→体重増加やだるさにつながる。
こうしたバランスの乱れが重なると、心と体の“予兆”として体の異変が起こります。
乳がんを含む“滞り”のサインに注意
東洋医学では、乳房は 「肝」 と 「胃・脾」 の経絡が通る場所。
ストレス過多や食生活の乱れによって、この巡りが滞ると
-
しこり
-
張り
-
皮膚のひきつれ
-
左右差
-
乳頭からの分泌
といった異変が出ることがあります。
特に乳がんの背景として語られるのが、
気の滞り(気滞)+血の滞り(瘀血)。
◎こんなサインは見逃さないで
-
触ると硬いしこり
-
乳房の形の変化
-
月経前後以外の痛み
-
胸の詰まりや不快感
しこり=乳がんではありませんが、自分の体の変化を知ることが大切です。

(※イメージ画像)
日常でできるセルフケアと巡りの整え方
東洋医学では「未病を治す」ことが基本。40代からは、予防がもっとも効果を発揮する年代です。
1)気の巡りを整える
-
深呼吸
-
自然の中を歩く
-
アロマ(柑橘系・ローズ・ラベンダー)
-
“楽しみのある動き”も◎
2)血を養う食材(薬膳)
-
黒豆、なつめ、クコの実
-
ほうれん草、レバー
-
ハイビスカス、黒ごま
→乳房ケアにも役立つ「巡りアップ食材」。
3)瘀血を流す食材
-
しょうが
-
黒きくらげ
-
紅花
-
陳皮(みかんの皮)
4)温めて巡らせる
-
足湯
-
38〜40℃の半身浴
-
よもぎ蒸し・薬草風呂
「冷え」は滞りの大敵。
病院と東洋医学を上手に併用するコツ
体の異変は、“東洋医学でケアしながら、専門医で確かめる”のが最善です。
◎こんな時は受診
-
しこりや左右差がある
-
月経異常が続く
-
強い疲労や息切れ
-
2週間以上の不調
-
乳頭分泌がある
◎併用のポイント
-
乳腺外科で検査
-
婦人科でホルモンバランスを確認
-
漢方外来で気血水を整える
-
日常では薬草・養生・食事でケア
体はひとつ。西洋医学・東洋医学の両方を味方につけることで、40代以降の心身をより健やかに保つことができます。

コメント